六本木駅前歯科

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2017年 02月 24日

論文1

若かりし頃読んで大変感銘をうけた小説を今読んでみても、それほどでもなかったり
(ある意味、感受性と経験値は、反比例することがありますが)、逆もまた然りです。
歯科の論文でも同じようなことがあり、以前拝読した河原英雄先生の
論文(10年以上前であまり覚えていませんでした)を抄読会で読み直したところ
、一瞬心が震える程の感動を覚えました。
自分の臨床経験が長くなるにつれ、首肯できるようになったからと思います。

20年前に書かれていますが、全く色褪せません。


“対治”から”同治”へ
ーインプラントの術後経過から学んだことー 1996年1月 歯界展望別冊


全国、世界中でのインプラントの講演で「パーシャルデンチャーよさよなら」(原文のまま)と
話して回った著者が、インプラントの術後の問題を通じて、術後対応の容易な可撤性義歯(コーヌスクローネ)の
よさを見直した論文。無論インプラントを全否定されているわけではありません。


「恥ずかしながら自分自身が名医に思えた時代さえあったが、問題はそれ以降であることを
患者さんからいやというほど教えられている」

「インプラントで歯科界を騒がせた私も、最近では患者さんの高齢化とともに、可撤式の
デンチャーを選択することが多くなり、しかも患者さんとの対話にあてる時間がとても
長くなってきた」

「健全な歯列を育成し疾患の発症を未然に防ぐことの重要性を身にしみて感じるように
なってきた。これも、28年間の臨床医の垢であろうか』

現在「総義歯」で全国を飛び回っておられますが、
今年の9月に、外来講師講演会に来ていただくことになりました。
今から大変楽しみです。













by roppongi-dental | 2017-02-24 13:25 | 歯科


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